文化も食生活も欧米化し
脂肪の多い食事は心を満たしてくれます。しかし、そう言った食事を中心にしていると、大腸がんや前立腺がんや乳がんになるリスクが高まります。かつては、これらのがんにかかるのは西欧の人が多いと言われていました。日本人はそれほど脂肪を摂取しなかったので、これらのがんの罹患率は低かったわけです。しかし、最近は変わってきました。日本も徐々に文化も食生活も欧米化し、これらのがんの比率が急速に高まってきています。とくに、大腸がん患者が急増してきており、10数年前には胃がん患者を抜きました。大腸をきれいにする食生活に改めなければいけません。また、喫煙者はがんになるリスクを自ら高めていると言うことを分かっておかないといけません。喫煙者がかかりやすいがんと言えば、肺がんと言うイメージを持っている人が多いでしょう。しかし、肺がんだけではありません。咽頭がんや喉頭がん、食道がんにもかかりやすくなります。これらは直接タバコの煙にさらされるところなので分かるでしょう。しかし、すい臓がんや膀胱がんになる確率も高まってしまいます。タバコはアルコールよりもはるかに身体に害を与える物です。一刻も早く禁煙しなくてはいけません。